白川静「常用字解」
子どもの頃からの癖で、寝る前に何かしら本を読まないと寝られません。でも、いつも本があるとは限りません。図書館で借りてくることもありますが、なるべく本は買って読みたいので、そう何冊も買えるものではありません。またせっかく本があっても、少し読んで読みたかった本じゃない場合もあります。前に読んだ本は、はずれないので、それを読み返すこともあります。新しい発見があることも多いですが、案外つまらなく感じてしまうこともあります。
最近は読む本がないと困ることがなくなりました。白川静「常用字解」を読めばよいのです。この本は常用漢字の成り立ちを解説した字典です。字典は読むものではなく、引くものだといわれそうですが、十分読めます。適当に開いた頁をどこからでも読めます。たとえば、手を広げて立つ人を正面から見て「大」、その下に地面をひいて立ち位置を示すと「立」、その人が二人で「並」、また、「大」が頭に一本のかんざしを挿して正装したら「夫」、では「妻」はというと、頭に3本のかんざしを立てて、それに手を添えている様子・・・といったように自分の連想でどんどん読み進められます。
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